Intra-coded pictureの略。MPEG方式に定義されたピクチャタイプのひとつで、動きの予測を用いずに映像信号を直接符号化したフレーム映像。Iピクチャは1枚の画像情報をすべてそれ自身が保有しているので、ストリームの中でIピクチャが多いほど、結果的に圧縮効率は下がる。ただし、後で編集作業等をする場合は、Iピクチャが多いほうが便利である。 典型的なI、B、Pピクチャ構成とGOP(M=3、N=15)の例(参考) 123456789101112131415 コマ数(30fps時の0.5秒) IBBPBBPBBPBBPBB IBPの構成(=1GOP) 実際にはGOPが下のように連続する。 IBBPBBPBBPBBPBBIBBPBBPBBPBBPBBIBBPBB…