AC-3 |
ドルビー研究所が開発したデジタル音声圧縮サラウンド(立体音場)方式。ドルビーデジタルが正式呼称。映画館にサラウンドシステムとして装備されているドルビーデジタルと同一のシステム。フロント3チャンネルとリア2チャンネルに、低音専用のチャンネルを加えた最大5.1チャンネルのサラウンド再生が可能。NTSC方式のDVD-Videoにおいては、PCMと共に正式な音声方式として採用しているが、PAL方式ではオプションの扱いとなる。また、DVDプレーヤーの再生機能として、プレーヤーのシステムが2チャンネルの場合でもダウンミックス機能を持っており、2チャンネルを超える(5.1チャンネル等)ドルビーデジタル再生も問題なく視聴できるようになっている。なお、AC-3で使用されている転送レートは、ステレオの場合は192kbps、5.1チャンネルの場合は384kbpsが一般的。 ドルビーデジタル(転送レート)と2チャンネルダウンミックス フロント1/リア0(64kbps〜448kbps)=モノラル フロント2/リア0(128kbps〜448kbps)=ステレオ フロント3/リア0(192kbps〜448kbps)=ステレオ フロント2/リア1(192kbps〜448Mbps)=ドルビーサラウンド フロント3/リア1(256kbps〜448Mbps)=ドルビーサラウンドプロロジック フロント2/リア2(256kbps〜448Mbps)=ドルビーサラウンド フロント3/リア2(320kbps〜448Mbps)=ドルビーサラウンドプロロジック |